毛深さに破壊された学生時代

 まあ、いじめによる自殺は多発していますが、特にいじめらしいいじめもなかったのに、なぜか自殺してしまった事例もありますよね。多分、それは、案外、毛深いことで悩んでいたのかもしれません。


 大阪のおばちゃんなんて、精神も神経もズ太いので、「そんなわけあらへんわ~アハハ、あほらし」とか言って一笑に付すかもしれません。しかし、既に女を捨ててオバタリアンと化しているそいつらには理解不可能かもしれませんが、そういうことはあると、私は思います。


 だって、自分自身の学生時代がね、[毛深い]という原因で、めちゃくちゃに破壊されたのだから。その、当の本人が、私なのだから。だから、毛深いことが原因で自殺することは、普通にあり得ると思います。その位、毛深いという悩みは、人の精神及び人生を破壊する力を持った魔物なのです。


 とにかく、一度でも毛を剃ると、もう、二度と元の自然な感じの毛の生え方には戻れないのです。


 だって、毛を剃ると、それまでは自然な流れで毛が生えていたのに、[剃る]という刺激を毛に与えたせいで、暴発して、今度は四方八方に生えだす。今の私の脛毛も、永久脱毛により大分間引いたとはいえ、まだ残っている毛の内、上方向に生えている猛者もいるのです。普通、生えるなら、重力の作用で下に生えますよね?でも、重力に逆らって、上に生える毛もいるのです。変でしょ?でも、事実なのです。


 まあ、今は永久脱毛で大分間引いたので、そんなに目立たないけど、永久脱毛する前の自分の脚なんて、もう、四方八方に毛が乱立ならぬ乱生えしてしまっていて、マジで気持ち悪かった。しっちゃかめっちゃか、という状態ですかね。

 

 で、埋没毛というのも厄介なのです。毛は、普通なら、自然に生えて来ますよね。普通に細い毛先が、皮膚の先に、素直に生えてきます。でも、埋没毛というのは、毛が皮膚の下に潜り込むのです。皮膚の下を横に向かって、毛が生えていくのです。もしくは、皮膚の下でぐるぐる巻きになって生えて来るのです。いや、皮膚の下で成長しているので、それはもう[生える]ではなく、根みたいな状態です。


 なので、埋没毛になったら、毛抜きで皮膚をグリグリと抉って、毛を露出させて、それでピンセットで摘まんで抜いていました。まあ、そんな努力をしても、結局、毛根が永久脱毛により根絶された訳ではないので、また直ぐに元気よく毛が再生されてしまうのですが。でも、当時の私は、ただひたすら、ピンセットで埋没毛を引っこ抜いていました。


 勿論、皮膚を破るので、細菌感染とかもするでしょう。当時は理解していませんでしたが、一々熱して消毒していた訳でもない、単なる水洗いしかしていない、その水洗いも毎日していた訳でもない汚いピンセットで、毎日毎日、何時間も毛抜きで皮膚を抉り、毛を引っこ抜いていたので、いつ細菌感染してもおかしくなかった。事実、なんか抉った箇所が腫れ上がった時もあったと思います。


 もう、すっかり、その中学二年生の毛剃り事件からというもの、暗い人生になってしまいました。休日はひたすら毛抜きで毛を抜く。はあ。一時期は気にしないように、ただ生えるに任せて放置していたこともありました。子供なりに、努力して、気にしないようにしていました。


 けれども、やっぱり、物理的に離せる類のものではないのです。自分の皮膚なのですから。レザーフェイスさんに皮膚を剥がされれば、そりゃね、物理的に自分と離れられますが、そんなことされたら、死んでしまいます。めっちゃ痛いし。


 だから、常に自分と一緒なのです。その、めっちゃグロい状態の皮膚が、埋没毛だらけの皮膚が、自分の人体の一部として。はあ。この恐怖、あなたに理解できますでしょうか?これは究極の自分嫌いですよね。はあ。でも、私の両親は、そんな細かなことに気が付くタイプではないのです。当然、どうしようもなかった。はあ。


 高校生になっても、相変わらず、休日は毛抜きで一日六時間とか七時間とか八時間とか、ずっと毛の処理をする始末。中学生もそうだったと思います。


 で、中学のサッカー部は一応、途中で退部せずに、三年生の最後まで居続けました。でも、出来る限り脚の皮膚を他人に見せたくないので、サッカーソックスを限界まで思いっきり上げて、出来る限り皮膚が見えないふうに努力しました。


 今もそうですが、私は胸毛も相当生えています。まあ、全身の永久脱毛を今まで四回受けたので、これでも相当、毛が間引けている筈なのですが、胸は、今でもけっこうモジャモジャです。まあ、毛の密度は少なくなりましたが、胸毛一本の長さがけっこう長いので、かなり目立ちますね。


 まあ、でも、これ位間引ければ、まあ、ある程度は落ち着きました。まあ、金銭面でも、もう、今の時期、永久脱毛に金を捻出している余裕もないし、まあ、ある程度間引けたので、これでいいかな、という段階ですね。ある程度安心です。まあ、これでいいや。これ以上は、よっぽど何かで金持ちにならない限りは、また永久脱毛を受けに行くことはないと思います。


 で、毛深いことで悩み続けた私は、中学三年生になっても、毛深い悩みのことで頭が一杯でした。なので、受験勉強も一応しましたけど、まあ、地頭も、学校の勉強方面に性能を発揮できるタイプのお頭ではないので、結局、高校は、中の毛、ではなく、中の下程度の高校に行きました。まあ、もしくは、下の上ですかね。その程度の、特に入るのに難関でも何でもない、普通よりもやや下レベルの知能でも余裕で入れる高校に行きました。


 で、高校入学後も、相変わらず毛深いことで悩み続けました。で、そのせいで、友達も出来ませんでした。休み時間は、授業と授業の間の短い休み時間は、教室の机の上に突っ伏して終了とか。或いは、漢字検定の勉強で、ただひたすら漢字を繰り返し書いていました。で、昼休みは、弁当を食べた後は、ずっと図書館にいました。


 まあ、その他にも、一人で人気のない理科室とかの前の廊下を、時が過ぎるまでウロウロしたり。はあ。まあ、高校に入ってからは、中学ほどは他人に肌を見せる機会はなくなったように記憶しています。それでも、夏場などは、体育の授業とかいう糞授業のせいで、短パンであっても、脚の皮膚が露出してしまうので、マジで嫌でした。あと着替えの時とかも。


 で、相変わらず、高校生になってからも、平日でも毛抜きで毛を抜いていたし、休日は六時間とか七時間とか八時間とか、ずっと毛抜きで、ベッドの上に座って、自分の脚の埋没毛を抜いていました。


 まあ、三年間ずっとではなかったと思います。暫く、気にしないように放置していた時期もあったと思います。でも、また暫くしたら気になりだして、結局、元通りに、毛抜きで毛を抜き出すのでした。


 中学生の毛剃り日以降の日々も、高校生活も、こんな感じでした。だから、世間の人達が、自分の中学生時代や高校生時代のことを懐かしんだり振り返ったりして、[青春]とかほざいている意味が分かりません。なぜなら、私にとって中学生時代や高校生時代なんて、暗黒時代だったのですから。もう二度と戻りたくはない。たとえ中学生や高校生から、今の記憶を持ってやり直せるよ、と神様に言われたとしても、絶対に戻りたくはない、地獄の時代でした。


 まあ、そんな高校生活なんで、大学に行くなんていう発想は、湧きませんでした。とにかく、この毛深い皮膚から逃れたい、誰にもこの気持ち悪い皮膚を目撃されたくない、という一心でした。なので、大学で男女が楽しくコンパとか、そんな暮らしは、そもそも発想が無かった。あまりにも毛深い皮膚に囚われ過ぎて、大学に行き、どこかに就職する、という気持ちには微塵もなれませんでした。


 そもそも、どこの大学の学部に行くとか、マジで何も考えなかった。家は両親共に共働きでした。で、そこそこ裕福でした。なので、学費が掛かる大学だとしても、余裕で行けたと思います。でも、とにかくその頃の私は、もう、生きるのが嫌で、皮膚をさらけ出すのが嫌で、ああ、分かりますか、この、皮膚の心の病。物理的な皮膚病ではなく、皮膚の毛に心を蝕まれた、精神病の類の皮膚病ですね。とにかく、皮膚から生えて来る体毛のせいで、私の人生は奈落の底に落ち、気持ちはそこに滞留し続けたのでした。


 なので、その当時の私は、もう、ひっそりと田舎で誰にも皮膚を晒さずに済む職業、ということで、林業でもやりたいと思ってしまいました。積極的に林業という職に就きたいからそういう発想に至った訳ではありません。ただ単に、林業なら、田舎で暮らせて、もう誰にも皮膚を見せずに済むと思ってしまったから。


 別に林業に情熱なんて微塵も感じていなかった。本音では。でも、表面的な心理及び理由としては、本音の[もう誰にも皮膚を目撃されたくはない]という馬鹿らしい理由に、もっともらしい理由を付与すべく、「林業がしたい」と思い込むことで、自分の心を偽ったのでした。

 分かりますか?いかに[毛深い]ということが、人の人生を狂わせるかを。もしも私の皮膚が、元から薄い体毛だったならば、当然、林業の方面に行くなんて馬鹿げた発想に至る筈もなかったので、素直にどこかに大学の学部に進学していたと思います。


 勉学の方も、もしも毛深い悩みがなければ、毎日毎日、毛抜きで毛を抜くなんていう意味のない、本来やらなくてよいことに膨大な時間を費やさずに済んだので、もっと学業成績も上向いたでしょう。


 だけど、現実は、[毛深い]という事実が、私の前半の人生を徹底的に破壊し尽くしたのでした。


 で、林業する為には、まず林業の短期学校に行くということで、岐阜県の林業短期大学校に進学したのでした。まあ、そっち方面の話は、私の別サイトに詳しく、私の人生について記されていますので、興味がある方は読んでみてください。


 齋藤健一の人生について


 まあ、こんな感じで、私の人生は、毛深いことに翻弄された人生でした。まあ、今は翻弄されていませんが。今はやりたいことが明確に出来て、それを実現させる為に努力している最中ですが。


 ただ、普通の人が、人生の前半でこれだけ躓いたら、もう二度と復帰できないかもしれません。なので、世の中の、毛深いことで死ぬほど悩んでいる子供の親御さんは、真剣に、子供さんの永久脱毛を考えてあげてください。マジで。毛深さは、人生を左右するから。多分、中学生や高校生でも、普通に美容クリニックで永久脱毛を受け付けてくれると思うから。


 費用は親御さんが出してあげてください。「自分でアルバイトして金を稼げ!」と言うかもしません。しかし、毛深いことで死ぬほど悩んでいる状態で、普通にアルバイトできるとは到底思えません。なので、親が永久脱毛費用を捻出してあげてください。お願いします。実体験者からの懇願です。


 男性の私でも、死ぬほど悩んだのだから、これが女性だったとしたら、本当に自殺しちゃうかもしれないから。毛深い遺伝子を受け継いだせいで、真剣に自殺を考えてしまっている女子生徒もいるかもしれないから!親は真剣に子供の永久脱毛を考えてあげましょう!